妄想アニメ1-2:聖地はどこにしようかな?
妄想アニメの第一作なので、予算も時間もとてもではないですが”妄想”レベルです。あるわけがない!
ですので、自分の生活圏から手っ取り早く・ロケハンに行きやすい(都合の良い)東京・神奈川で考えてみたいと思います。
好きなところを選べばいいのではないか?と思われるかもしれませんが、仮にその場所が他の作品と重なっていた場合、特にそれが既に見たことのある作品であれば、絵の構図やイメージが無意識のうちに引っ張られてしまう可能性があります。
そのため、できるだけ他作品と被らずに・聖地としてあまり選ばれていない地域を舞台に、作品を構想したいと考えています。
参考としてアニメツーリズム協会の聖地八十八か所の聖地マップ、そして誰もが知るフリーコンテントのwikipedia のアニメ聖地のページで確認をしてみます。
(参考:アニメツーリズム協会の聖地八十八か所の聖地マップのページ )
聖地八十八か所の聖地マップで確認すると、東京は23区部にものすごい数があります。そこで、三多摩地方など薄そうな西部を確認してみますが、今度はwikiにまとめられている作品を見ると、負けず劣らずものすごい数の作品があることが確認できます。
(wiki: 東京を舞台とした漫画・アニメ作品一覧 )
しかも、近年オープニングテーマのイントロが大ヒットした人気アニメ・「しかのこのこのここしたんたん 」が日野市にデデーンといるため、京王線沿線並びに中央線沿線の地域を選ぶには気が引けてしまいます。
なるべくこの近郊であまり聖地になっていない場所…それをあきらめずに探してみると、ある事実が浮かび上がってきます。
神奈川県の中部・相模川沿いです。
(※ただし、湘南地域である茅ヶ崎・平塚を除く)
ここには、あまり聖地が設定されておりません。
漫画の設定数では相模原市が5作品確認することができますが(他に厚木市が1作品:しかもスラムダンクであり、これはプロ野球でいう“保護地域”的なイメージが強い)、テレビアニメになると「明日のよいち!」のみが該当するようです。
※参考wiki:https://w.wiki/FXo6
※参考2wiki:https://w.wiki/FXoA
あとは「ろんぐらいだぁす!」が大和市の境川サイクリングロードをお話のメインにしているのが該当するだけで、それ以外には聖地として大きなお話は見当たりません。
(※その外には、大垂水峠・ヤビツ峠が聖地として使われていたようです。
ちなみに、大垂水峠はイニシャルDでおなじみのしげの秀一先生のバイク漫画“バリバリ伝説”の舞台となったところでもあります。秀吉!!涙)
であれば、「明日のよいち!」「ろんぐらいだぁす!」とおおまかな部分で被るのを避ければよい…
ここから、相模原市~茅ヶ崎市までの相模川沿いに聖地選定を絞って考えてみることにしましょう。
・聖地の特徴とは?
聖地となる場所には、特徴的な「自然」「建物」「文化」「施設」のいずれかが登場することが多く、これは作品に情景描写が含まれる以上、ある意味当然のことと言えます。
しかし、それらの要素は単なる背景にとどまらず、「作品の象徴性を担うランドマーク的存在」として機能したり、「地域性がキャラクターや物語の文脈を補完する効果」をもたらしたりします。
そのため、今回の「妄想アニメ第1作目」のようなケースにおいては、特定のアイコンとなる風景や建築物を起点に物語の世界観を広げていくことも可能なのです。
このままでは長くなってしまいそうなので、今回はここまでとします。
次回は実際にロケハンに行ってきた様子をお届けします。お楽しみに!


