妄想アニメ1-3:聖地候補地のロケハン!①
前回設定した「神奈川県中部・相模川流域」について調べていくうちに、寒川町に神奈川県の一之宮である寒川神社があり、その近くに整備の行き届いた廃線跡があることがわかりました。
これは、“聖地の特徴”として非常に重要な役割を果たしてくれそうです。
ストーリーの骨格やプロットはまだ固まっていませんが、実際にどんな風景が広がっていて、どのように見えるのか…そこから物語を構築していけるのではないかと感じました。
ということで、さっそくロケハンへ!
ロケハンの様子
まずは廃線跡の様子を探るため、寒川駅に到着。

とりあえず、廃線跡まで歩いてみます。
駅周辺には、複合住宅や商業テナントが入った複数階建ての建物が立ち並び、にぎわいを見せています。


道が急に狭くなったあたりまで来ると、いよいよ廃線跡が姿を現します。
このあたりは草が茂っていて、おそらく整備されているのはこの先なのかもしれません。

そのまままっすぐ行くと県道に出て、そのすぐ近傍で道路と踏切に突き当たりました。
どうやらこの道、寒川神社の参道と接続しているようです。
(踏切内で道路が合流しているように見えますが、なんと写真左側の車線は一方通行になっていて、そのまま参道へと突入する形になっているようです!)

その反対側に目を向けると、遊歩道がありました。
おそらく、ここがネットで調べた「よく整備された廃線跡」なのでしょう!


さっそく歩いてみることにしました。
緑が豊かで、タイル敷きの両脇には花壇が設けられており、色とりどりの美しい花々が咲いています。






足元に目をやると、線路が急に現れました。
どうやら、「一之宮公園」の敷地内に入ったようです。

一瞬線路は途切れますが、すぐに復活。
ここから200mほど、ほぼ当時のままの姿で残っているようです。





そして線路はいったん道路の手前で途切れますが、廃線跡はその先も続いているようです。

家々の隙間を縫うように廃線跡は続きます。

すると、再び公園のような場所にたどり着きました。
ここは「八角広場」と呼ばれ、廃線跡の終点にして唯一の駅跡だったようです。

上記の写真にも少し写っていますが、この広場にも線路が敷かれておりました。
その近傍に記念碑がありました。どうやら旧軍の施設もあったようです。


改めてこの廃線跡は、国鉄(今のJRの前身)寒川支線という線路で、付近を流れる相模川の砂利取りをするために敷かれた線路が発祥のようです。
途中、貨物運搬の専用となってお客様を運ばない時期もあったようですが、昭和中期に旅客運輸を再開。そのまま昭和59年の廃止まで、お客様を少ない運行本数ながら運び続けたそうです。
(※参考:西寒川駅wiki https://w.wiki/FYm8 )

今回はここまで。
次回は、ロケハンの後編をお届けします!


